白山市地域再生マネージャー事業の白山まるごと観光塾の第4回講座は7月10日、鶴来総合文化会館クレインで開き、医療法人社団洋和会(川北町)理事長で、温泉療法医でもある池田商洋氏に「温泉と健康」と題して話していただきました。池田理事長は、現代の湯治場を目指す中宮温泉に対して、温泉療法医の立場からアドバイスしており、白山市とはゆかりの深い医師。講座では、白山ろくの温泉の特徴も説明しながら、温泉療養から温泉を活かした地域づくりまで幅広く話しました。
温泉と健康について話す池田理事長=クレイン
池田理事長はまず、日本の医療の現状と今後について説明し、少子高齢化が進む中、今後はオーダーメード医療や遺伝子治療、再生医療など、新しい医療の導入が進むと見通しを示しました。
温泉療法については、滞在先の緑豊かな自然環境にふれることに加えて、入浴が物理的作用や化学的作用、総合的生体調整作用によって身体に良い効果がもたらされると話しました。
中宮温泉の足湯施設
また、中宮温泉など白山ろくの温泉については、浴用では、動脈硬化症や切傷、火傷、慢性皮膚病などに効能があると紹介。最後に、健康回復や健康増進につながる観光「ヘルスツーリズム」の推進が、環白山温泉郷の地域づくりとして有効であると強調しました。(堀田)




