「一里野音楽祭 eco stage 2008」が8月24日、白山市一里野高原特設ステージで開かれ、訪れました。今回は、シンガーソングライター渡辺真知子や元オフコースの鈴木康博ら5組7人が出演し、美しい歌声を山あいに響かせました。朝夕が肌寒くなるなど、すっかり秋らしくなってきた中、芝生広場を埋めた約1万1千人の聴衆は、一流アーティストらが奏でるサウンドを心ゆくまで堪能していました。
渡辺真知子らが熱唱したステージ=一里野高原
渡辺真知子さん(ここでは呼び捨てにはしません)と言えば、個人的には学生時代にヒットした「かもめが翔んだ日」の斬新なメロディーと、情景が目に浮かぶような鮮烈な歌詞に心とらえられ、歌を聴く度に、その当時のことが思い出されます。その彼女が出演ということですから、そうした興味もあって足を運びました。
有名ミュージシャンのコンサートを楽しむ聴衆=同
彼女は、前日夜は宿泊先の一里野のホテルで熊肉を食べたそうで、その精もあってか、「迷い道」や「かもめが翔んだ日」「唇よ、熱く君を語れ」などのヒット曲をパワフルに歌い上げました。一里野へ来る時は、トンネルが続く山道のために、「いったいどんな会場なのか」と心配になったそうですが、緑に包まれた会場は、すっかり気に入ったようで、情感あふれる歌声でファンを魅了しました。
地元金沢からは保科有里が出演し、遊吟、やなわらばーの各デュエットも息の合ったハーモニーを響かせました。
夏休み期間中、一里野高原は、大学や高校の運動部の合宿会場としても利用され、若者らの歓声が響きました。今は8月も終わりに近づき、大気はひんやりとしたものに。高原は、静かに深く、秋に入っていきます。(堀田)




