白山市鶴来地域で10月4、5の両日、伝統の「ほうらい祭り」が盛大に行われました。4日は白山まるごと観光塾の受講生ら一行35人が祭りを見学、5日は北鉄石川線鶴来駅で「ほくてつ電車まつり」や白山郷公園でMROラジオ祭りが開かれ、鶴来のまちは終日、沸きかえりました。
金劔宮から出発したお神輿
ほうら祭りは約800年の歴史をもつ鶴来・金劔宮(きんけんぐう)の秋季祭礼。「造り物」と呼ばれる高さ5㍍ほどの巨大な人形が何体も出るのが特徴で、白山市の無形民俗文化財に指定されています。
威風堂々とした造り物「天草四郎時貞」
「ゲゲゲの鬼太郎」も町を練り回った
白山まるごと観光塾では、地元の伝統の祭りを学ぼうと講座に組み入れ、観光ガイド団体・NPO「加賀白山ようござった」の案内で、金劔宮や、町なかを見て回りました。
この日はさわやかな秋晴れとなり、受講生ら一行は、金劔宮から繰り出した神輿や造り物6体に目を見張りました。受講生は同じ白山市内に住むとは言え、鶴来地域以外では、ほうらい祭りを見ていない人も少なくなく、伝統文化が色濃く残る白山市に対して、認識を新たにしているようでした。
お昼は、横町うらら館で、無料サービスの祭りのふるまい料理を味わいました。
祭りのふるまい料理が出された横町うらら館
筆者は、これまでにあちこちの祭りを見てきていますが、鶴来のほうらい祭りは、造り物が出るユニークさや、素朴さ、土くささを残し、地域の人が心から祭りを愛し、守り、楽しんでいる点で、第一級のグレードがあると見ています。祭りの担い手である若者たちも造り物の制作時点から気持ちを一つにして取り組んでおり、まちの安定や活力維持にも貢献しているように感じます。
ミニSL体験乗車や鉄道模型の展示なども
5日は、石川線鶴来駅構内で、電車まつりが開かれ、ミニSL体験乗車や7700系電車運転台体験乗車、鉄道模型の展示などがあり、家族連れや鉄道マニアでにぎわいました。
ミニSLを楽しむ家族連れ=鶴来駅構内
電車の運転台の体験乗車に喜ぶ子どもたち
鉄道模型の展示を楽しむマニアら
ジェロ出演にラジオ祭り沸く
また、近くの白山郷公園ではMROラジオ祭りが開かれました。人気上昇中の歌手ジェロが出演するとあって、広場は約2万人で埋め尽くされ、ジェロらの熱唱に大きな拍手が送られました。(堀田)




