加賀一の宮・白山比咩神社(白山さん)の御鎮座2100年式年大祭は10月11、12日の連休を中心に、厳かに盛大に行われました。期間中は第4回加賀白山おったからまつりも同時開催され、郷土色豊かな伝統芸能の数々が祭りを華やかに彩りました。地元の鶴来観光協会では両日、お神酒として、どぶろくを振る舞い、どぶろく特区の町・鶴来をアピールしました。
華やかに繰り広げられた郷土芸能=白山比咩神社
同神社としては15年ぶりというお稚児行列は11日、行われました。あでやかな稚児装束を身にまとった子どもと正装した父母ら約2000人が、神社周辺の2箇所から出発し、神社までの道のりを並んで歩きました。緊張気味の子どもたちとは対照的に、お母さん方の何とも和やかな表情が印象的でした。
白山比咩神社へ向かうお稚児行列
花嫁行列を再現した結婚式は12日、行われました。小松市内のカップルが式を挙げることになり、秋晴れとなったこの日、二人は、鶴来の町なかにある「横町うらら館」から人力車に乗って出発、表参道を通って白山比咩神社へ向かいました。沿道には、大勢の人垣ができ、表参道に着いた時には、新郎新婦の親族、友人をはじめ、大勢の見物人らで熱気にあふれました。新婦が友人らのお祝いに応えながらも感激の余り「涙が出て止まらないの」と声を上ずらせていました。
大勢の人の祝福を受けた花嫁行列のカップル=表参道
鶴来特産どぶろくを振る舞う
白山比咩神社境内とその周辺の3個所では、お神酒として、どぶろくが参拝者にふるまわれました。鶴来が北陸三県では第1号のどぶろく特区であることをアピールする狙いもあります。希望者は開運枡「豊穣」を500円で購入すれば、いくらでも飲めるもので、これをお目当てに来た男性や、「ちんとろ」「比咩和楽(なごみ)」の2種類のどぶろくを飲み比べる人もいました。
どぶろくを注いでもらう参拝者=白山比咩神社境内
どぶろく製造の獅子吼荘のご主人(左)も振る舞う
白山比咩神社2100年祭と相前後して、このところ朝夕は寒いほどになりました。平野部は稲刈りが終わり、白山ろくの山々は、いよいよ紅葉が見頃の季節を迎えます。(堀田)




