加賀路の初夏の風物詩・美川おかえり祭りが5月19、20日の両日開かれました。初日は華やかなみこしや台車と進軍ラッパで知られるこの祭りの見学に、白山まるごと観光ガイド塾の受講生約30人が参加、祭りの風情を楽しむとともに、ガイド法についても学びました。
塾はこれまで座学が中心でしたが、今回初めて屋外へと出ました。心配された空模様も、一行が美川に到着した午後1時半過ぎには、雨も上がり、まずまずの天候に。祭り見学のガイドは、受講生でもある美川おかえりの会のメンバー4人が務めて下さいました。
町を練り歩いた豪華な台車
一行は、歴史的なたたずまいの大正通りや正寿寺、徳證寺などをめぐりました。祭りの台車と出くわした際には、おかえりの会のガイドさんが、台車には伝統の美川仏壇の技で漆や蒔絵が施されていることを説明しました。また、豪壮な北前船主邸宅もあり、参加者は往時に思いをめぐらせました。
ラッパを吹き、かん高い音を響かせる若衆
参加した受講生からは、「祭りを通じて住民のまとまりが生まれているのではないか」という感想のほかに、「こんなに良い祭りなのだから、もっと観光客に大勢見てもらっても良いのでは」という声もありました。
おかえりの会のガイドから説明を聞く受講生たち
筆者は、おかえり祭りは、8年ほど前に友人と見ましたが、その時は知り合いもいないため、街中をそぞろ歩きした程度でした。今回は、地元のガイドさんが案内してくださったおかげで、より身近に、人の暮らしや町の動きが感じられました。町と来訪者をつなぐのが観光ガイドであることを受講生ともども再認識した2日間でした。(堀田)




