白山市一里野地区で21日夜、地元山菜グループ主催の「山菜料理試食会」が開かれました。白山麓の山菜料理を新たな観光資源にしようと行ったもので、テーブルには、山菜かまぼこ、行者にんにくハンバーグ、よもぎパンなど、意欲的な新作料理の数々が並びました。いずれも上々の味で、試食会に参加した地元関係者や石川県石川農林総合事務所、白山市観光推進部の担当者らは「これはいける!」と大きな手ごたえを感じました。
新作の山菜料理を試食する参加者
山菜グループは旅館、民宿、飲食店、土産物店などで構成されており、平成18年度から行政の支援を受けて、山菜を新たな地域資源として、農山村ビジネスの創出に取り組んでいます。
この日、出された料理全22品は、グループの民宿、ホテルなどが手がけたもので、こごみ胡麻和え、きなこおはぎ、ウドキンピラ、わさび三杯酢、ウド味噌漬、すす竹マヨネーズ付、焼タケノコ、ワラビ昆布締め、ぜんまいクルミ和え、山ウド酢味噌和えなどで、まさに山菜料理のフルコース。お品書きには、山菜の採取地と山菜の栽培年数も記されました。
山菜かまぼこ、カタハ昆布締め、ワラビ昆布締め、すす竹
マヨネーズ付、ウドキンピラ、こごみ胡麻和えなどが並ぶ皿
17年物の行者にんにくを使ったハンバーグは、熊、鳥、牛をブレンドしたひき肉と行者にんにく、玉ねぎをのみじん切りを練り合わせて焼き上げたもので、独特の濃くと旨味のある逸品。焼タケノコは味噌に付けて初めて食しましたが、タケノコの新鮮な味わいが、体いっぱいに広がる感じがしました。
手前中央の皿が行者にんにくハンバーグ。
背後の皿に、きなこおはぎ、カタハ胡麻和え、ふき煮付け。
このように山菜料理を新たな誘客につなげていこうという取り組みは、都市と農山村との交流を図るグリーンツーリズムの一つに位置づけられるもの。5月には、白山麓吉野谷地区でも、ナメコとウドなどの収穫体験の催しがあり、グリーンツーリズムの裾野が着実に広がってきていることを実感した一夜でした。(堀田)




