梅雨明けとともに暑さが本格化し、夏祭りが各地で一斉に行われました。8月5日夜には、第30回松任まつりのメーンイベント「火まつり」が、白山市松任総合運動公園で行われ、直径2.5㍍、長さ7㍍の大たいまつ二体が夜空に赤々と燃え上がり、祭りは最高潮に達しました。
大たいまつが燃え、会場を熱気と昂奮に包んだ「火まつり」
祭りは、YOSAKOIソーランの踊りで幕を開け、子どものカンテラ行列や市内12団体の虫送り太鼓が相次いで会場に到着。続いて、市街地を練り歩いた大型2体、中型3体、子ども4体のたいまつが会場入りしました。
神事の後、たいまつに一斉に点火され、その炎をあおるかのように、虫送り太鼓が乱打され、会場を熱気と昂奮に包みました。特に、日本一の大きさという大たいまつが燃え上がると、辺り一帯は、まぶしいほどに明るくなり、その火の回りで雄叫びを上げながら跳ね回る若者たちの姿が観客の目をくぎ付けにしました。
祭りは、その地域のアイデンティティー(存在意義、存在証明)を示すものと言われます。その観点に立てば、虫送りをモチーフにした松任まつりは、この地が加賀平野の真ん中にあり、県内屈指の米どころであることを体現しているようにも感じました。都市化が進む松任とは言うものの、農村集落が点在し、日々営々と米作りが行われている地域であることを改めて実感した一夜でした。(堀田)




