白山市一里野温泉のオフロードコースで9月9日に開幕した「1/10電動ラジコンオフロードカー世界選手権大会」は11日、正式競技が始まり、世界12カ国から集まった延べ約200選手が、自慢のラジコンカーをコースに走らせ、カーの性能と操作技術を競いました。
スピードを競い合うラジコンカー=一里野のコース会場
この大会は、ラジコンカー競技愛好者の国際組織・IFMARの名前を冠しており、日本モデルラジオコントロールカー協会や白山一里野温泉観光協会などでつくる実行委員会が開催しました。
9日は開会式、10日はぐずついた空模様の中での公式練習が行われ、秋晴れとなった11日、選手たちは満を持して正式競技の予選4ラウンドに臨みました。
競技は10分の1の大きさの二輪駆動車、四輪駆動車の二部門で、全長185㍍のコースを5分間で何周できるかを競うものです。
英語のアナウンスが響き渡るなか、選手たちは、2階建ての操縦席に陣取り愛車のラジコンカーを走らせました。コースでは、色とりどりのラジコンカーが乾いたエンジン音を響かせ、時に互いに接触したり、こぶの場所では高くジャンプしたりしながら、スピードを競い合いました。
真剣な表情でラジコンカーを操縦する選手たち
この大会は、愛好者が日頃の腕を競う場である一方で、大会を誘致した一里野温泉にとっては、秋の紅葉シーズン前の閑散期対策という側面もあります。16日までの期間中、選手、大会役員の大半は温泉の民宿、ホテルに宿泊することから、「宿泊施設の稼働率は7割ぐらいになる」(観光協会役員)そうで、ちょっとした経済効果があるようです。
実は8月の初旬には、この会場から少し離れた一里野RCプラザで、「全国ソーラーラジコンカーコンテスト2007 in 白山」が開かれ、全国各地から参加した51高校114チームが自ら製作したラジコンカーの走行技術を争いました。
一里野は、一般にはスキー場のイメージが強いですが、意外と知られていないことですが、ラジコンカーレースのメッカという別の顔も持っていることが分かりました。(堀田)




