白山まるごと観光塾では5月8日、第2回講座「白峰体験視察」を行いました。見頃を迎えた大嵐山の水芭蕉の見学のほか、ふれあい農園でのさつま芋苗の植え付けを実施、受講生36人は新緑に包まれた白峰地区の自然に親しみながら、土地の風土へ理解を深めました。
ふれあい農園でのさつま芋苗の植え付けは、農作業体験学習の一環として実施したもので、この日は、地元老人会「白峰寿会」の指導の下、受講生はさつま芋苗を畑の畝に丁寧に植えました。植えられた苗は、老人会の世話で育てられ、9月下旬の収穫を目指します。
さつま芋の苗を植え付ける受講生=白峰のふれあい農園
この後、マイクロバスで大嵐山へ移動、白山地域のガイドに当たる「白峰てんぽう塾」のメンバー3人に導かれ、水芭蕉の群生地まで歩きました。山あいを吹き渡る風はさわやかで、受講生は心地よく歩を進めました。
到着した水芭蕉の群生地には、約3万株が自生しているとされています。花びらのように開いた純白の苞(ほう)が広がる群生地は圧巻で、受講生はカメラに収めるなどして、「白峰の初夏」を記録に残していました。
水芭蕉を観賞する受講生=大嵐山
清純な姿を見せる水芭蕉=同
帰り道には、葉が光沢を増したブナ林に立ち寄りました。実が食用になり、保水能力も高いブナの植生について、学びました。
光沢を増したブナ林を歩く受講生=同
昼食は、民宿「かわおく」で取りました。ここでは、岩手の「わんこそば」のような食事形態をとる、白峰独特のおろしうどんを体験しました。
わんこそばのように食したおろしうどん
これは、白峰地区では、お通夜の席などに出されるもので、客が椀に入ったうどんを食べ終わると、もてなし側は間髪を入れず、椀にうどんを入れるユニークな食の風習です。参加者は、何杯も食べお腹がいっぱいになったのに、椀に容赦なくうどんを盛られ、悲鳴とも歓声ともつかぬ声を上げていました。(堀田)




