山里の幸や特産品を即売する「白山麓一斉ふれあい市」が6月7、8日の両日、「道の駅しらやまさん」など6会場で開かれ、数個所を買い物がてら見て回りました。山菜や野菜が多い中、その土地ならではの加工食品も並び、地域の人たちの創意工夫も感じられました。
山菜などを買い求める人たち=道の駅しらやまさん
辰口の特産・ゆず加工品
毎年恒例の催しで、各地の生産グループや個人事業者らが出店しました。道の駅しらやまさんでは、カタハ、タラノメ、ワラビなどの山菜や草だんご、きなこもち、笹もちなどのほかに、醸造の町・鶴来の業者からは、醤油やイカの麹漬けなどの発酵食品が販売され、ゆずの町・辰口の関係者からは、ゆず味噌、ゆずドレッシングなどのゆず加工品が出されました。訪れた人は、店の人と会話を楽しみながら、買い求めていました。
加工食品などの販売に当たる女性グループ
=河内地場産業センター
辛さが心地よい「かた瓜のしそ詰」
河内地場産業センター会場では、地元の女性グループが、カタ瓜のシソ詰やウドのキンピラ、フキ煮、イチゴジャムなどの加工食品を出品していました。試食したカタ瓜のシソ詰は、ピリッとした辛さが何とも心地よく、思わず買い求めてしまいました。ここでは、岩魚の塩焼きも実演販売されました。
プリンなど乳製品も出された売り場=道の駅一向一揆の里
濃くのある風味の「とりごえプリン」
鳥越地区にある「道の駅一向一揆の里」会場では、地元の酪農家や飲食店が牛乳や、たまごケーキなどの乳製品を出していました。「とりごえぷりん」と名付けられた、地元産の牛乳と卵で作ったプリンは、まろやかで濃くのある味わいで、思いがけない美味との遭遇に何か得した気分になりました。このほか、主婦が自家栽培したクワ、ドクダミ、ヨモギなどの薬草も売られていました。
各所のふれあい市を訪ねてみると、それぞれに特色のある産物や、その生産を担う人たちがおり、白山麓を簡単にひとくくりにはできないと思いました。そして、こうした人々と品々が、白山麓の活性化にひと役買っているのだと実感しました。
ふれあい市は、このほか、吉野工芸の里、道の駅瀬女、白峰直売所でも開かれました。(堀田)




