白山市鶴来地内と金沢市内を結ぶ北陸鉄道石川線の電車乗車イベントが3月7、14日に実施されました。石川線の鶴来-加賀一の宮駅間については、北鉄側が廃止届けを出していることから、同線への関心をもってもらおうと、鶴来観光協会などが「電車に乗ろうよ!」と銘打って初めて企画したものです。両日とも、参加者は車窓からの沿線風景を楽しみながら、電車がもつ魅力を再認識しました。
電車内で観光ガイドから説明を受ける参加者
石川線の一部廃止問題については、昨年に開催された「つるぎの明日を考える円卓会議」でも検討課題に上り、北陸新幹線が金沢駅乗り入れを果たした時は、鶴来方面への重要な交通手段になるとの見方で一致しています。
歴史的な趣のある加賀一の宮駅の駅舎を見学
両日とも、金沢や松任、美川地区から参加した人たちは、車内で加賀白山ようござったの観光ガイドから、沿線風景や名所・旧跡などの説明を受けました。参加者からは「車では分からない、珍しい景色をいっぱい知ることができた」との声のほか、降り立った終着駅の加賀一の宮駅では、歴史的な価値のある駅舎だから、周辺の景観整備も進めるべきだとの意見も出されました。
白山比咩神社を正式参拝
この後、参加者は、表参道から白山比咩神社へ歩いて向かい、神社拝殿で正式参拝に臨み、神職からお払いを受けました。
七ケ用水について学ぶ=白山管理センター
昼食後は、手取川七ケ用水土地改良区白山管理センターを訪れ、七ケ用水について学ぶとともに、石川線電車について感想や意見を述べました。
今回の催しは、鶴来地区以外の白山市民にも、電車について理解を深めてもらおうという狙いがあり、松任地区から参加した女性の「電車はグループで移動するのに向いている。西金沢駅で乗り換えて来れば、遠く感じない」との感想が印象的でした。(堀田)




