JR松任駅前の松任ふるさと館と千代女の里俳句館で7月6、7の両日、七夕にちなんで「七夕夜灯(よあかり)」が開かれ、庭園がライトアップされた中で、茶会や句会、フルート、軽音楽演奏などが行われました。日本庭園のある、ふるさと館は、市街地の真ん中にあるとは思えないほどの落ち着いた施設。茶会に臨んだ筆者は、日中の蒸し暑さも忘れ、しばし風雅なひとときを楽しみました。
快いひとときを演出した七夕茶会=松任ふるさと館
6日夜に開かれた七夕茶会は、松任市内の茶道表千家愛好者でつくる「松友会」が主催しました。庭園側の立礼席では、着物姿の若い女性が洗練された手さばきでお点前を披露、心鎮めて抹茶を頂戴しました。
洗練されたお点前を披露する女性=同
席の間、庭園から涼やかな風が吹き寄せ、梅雨時とは思えないほどの心地良さを感じることに。庭園の池には、蛙が何匹もいるらしく、間断のない鳴き声が、和のひとときの効果音となっていました。同日夜は、俳句館でフルート演奏もありました。
客に出された、七夕の星を配した和菓子
客は一服の後、抹茶わんなどを観賞した
7日は俳句館では、七夕句会、ふるさと館では、白山市役所軽音楽部による演奏がありました。
松任地区は田園地帯のため、とかく観光的要素が乏しいと言われます。しかし、まちなかには、由緒ある寺社があるほか、松任駅前には、ふるさと館、俳句館のように、コンパクトながらも地域の風土を色濃く残す文化・交流施設があります。これら施設は地元では、まずまず浸透しているようですが、白山市外では、知名度はまだまだのよう。穴場的ポジションも悪くはないかもしれませんが、四季折々にその風情を味わいに訪れてみるだけの価値はあると感じた次第。(堀田)




