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今年は「食」に熱く -白峰雪だるままつり- ( 2009/02/16 )

 白山市白峰地区の冬のイベント・白峰雪だるままつりに2月13日、行ってきました。北陸先端大の学生らに白山市の冬の風物に親しんでもらおうと、昨年に続いて実施したツアー。「明日忘れる豪華さよりも永遠に心に残る素朴さを」をテーマに今年で20回目を数えるこの祭りも、この日は、地球温暖化の影響か春一番が吹くなど、豪雪地帯とはほど遠い雰囲気に。それでも、大勢の観光客は、住民が苦心して作り上げた雪だるまを楽しむ一方、白峰独特の食を味わうなど、地域の魅力を堪能しました。

 

愛らしい表情を見せる雪だるまたち=白峰地内

 

 先端大の雪だるままつりツアーは、本地域再生マネージャー事業の一環として行ったもので、約40人の参加者のほとんどが留学生で占められました。

 

雪国伝統の防寒具を身にまとう雪だるま

 

 雪だるまは、このところの好天や降雨で、地元の人から「作るのにこんなに苦労したことがない」との声が聞かれるほど、悪戦苦闘の跡がうかがえました。雨で解けないように、上部にビニールシートをかぶせたり、半透明のポリ袋を掛けたりなどの対策が施されている雪だるまがあちこちにありました。

 

店頭に並んだ焼きいなり

体があったまったほんこ様汁(報恩講汁)

香ばしい岩魚の塩焼き

 

 折からの雨もあって、観光客の関心はいきおい、食に向かうようでもありました。白峰名物とも言える「焼きいなり」や「ほんこ様汁(報恩講汁)」「岩魚塩焼き」などの売店、飲食コーナーがあちこちに設置され、買い求める客で熱気があふれていました。焼きいなりなどは、市外でも販売されているようですが、やはりここで買って食べてこそ、本物の味が分かる、と実感したことでした。

 

憩いの場となった「雪だるまカフェ」

 

 雨宿りを兼ねて、「雪だるまカフェ」に立ち寄りました。古民家を改装して、観光客に開放しているこの施設では、ぼた餅やコーヒーなどを賞味しながら、一服しているグループの姿がありました。

 この雪だるまツアーに参加したアジアからの留学生に感想を聞いたところ、「ファンタスティック(素敵)」との返事が返ってきて、ほっとしました。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穏やかに 丑年スタート ( 2009/01/05 )

 明けましておめでとうございます。2009年(平成21年)がスタートしました。昨年は後半から景気が急激に悪化、巷には失業など暗い話題があふれ、いやがうえにも心引き締まる年の始めとなりました。そんな中、初詣に加賀一の宮・白山比咩神社に出かけました。

 

初詣客でにぎわう白山比咩神社

 

 白山さんへは、表参道から上がっていきました。参道は雪で真っ白。春は新緑、秋は紅葉と四季折々の風情が楽しめる参拝道はこの時期、雪のベールで覆われるのも、またおつなものだと感じながら、歩を進めました。本殿前には、大勢の参拝客がおり、新年にかける思いや意気込みにふれました。

 

雪で真っ白になった表参道

 

        電車を使って白山さん参拝

 今回は北鉄石川線の電車を使って参拝したので、帰りも表参道を通って、加賀一の宮駅へ。北鉄は昨年、鶴来-加賀一の宮駅間について、乗客の減少を理由に、今年11月をメドに廃止の表明をしており、それもあってか、乗客の表情には、感慨深げの色も浮かんでいました。

 

参拝を終えて電車に乗り込む家族連れら=加賀一の宮駅

 

 私としては、鶴来の観光関係者がここ4、5年、表参道一帯のにぎわいづくりに尽力してきたのを承知しているだけに、何とか打開できないものかとの思いを胸に、電車に揺られて帰路につきました。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 

 

白山さん2100年祭 芸能や稚児行列等で佳き日祝う ( 2008/10/14 )

 加賀一の宮・白山比咩神社(白山さん)の御鎮座2100年式年大祭は10月11、12日の連休を中心に、厳かに盛大に行われました。期間中は第4回加賀白山おったからまつりも同時開催され、郷土色豊かな伝統芸能の数々が祭りを華やかに彩りました。地元の鶴来観光協会では両日、お神酒として、どぶろくを振る舞い、どぶろく特区の町・鶴来をアピールしました。

 

 

 華やかに繰り広げられた郷土芸能=白山比咩神社

 

 同神社としては15年ぶりというお稚児行列は11日、行われました。あでやかな稚児装束を身にまとった子どもと正装した父母ら約2000人が、神社周辺の2箇所から出発し、神社までの道のりを並んで歩きました。緊張気味の子どもたちとは対照的に、お母さん方の何とも和やかな表情が印象的でした。

 

白山比咩神社へ向かうお稚児行列

 

 花嫁行列を再現した結婚式は12日、行われました。小松市内のカップルが式を挙げることになり、秋晴れとなったこの日、二人は、鶴来の町なかにある「横町うらら館」から人力車に乗って出発、表参道を通って白山比咩神社へ向かいました。沿道には、大勢の人垣ができ、表参道に着いた時には、新郎新婦の親族、友人をはじめ、大勢の見物人らで熱気にあふれました。新婦が友人らのお祝いに応えながらも感激の余り「涙が出て止まらないの」と声を上ずらせていました。

 

大勢の人の祝福を受けた花嫁行列のカップル=表参道

 

鶴来特産どぶろくを振る舞う

 白山比咩神社境内とその周辺の3個所では、お神酒として、どぶろくが参拝者にふるまわれました。鶴来が北陸三県では第1号のどぶろく特区であることをアピールする狙いもあります。希望者は開運枡「豊穣」を500円で購入すれば、いくらでも飲めるもので、これをお目当てに来た男性や、「ちんとろ」「比咩和楽(なごみ)」の2種類のどぶろくを飲み比べる人もいました。

 

どぶろくを注いでもらう参拝者=白山比咩神社境内

どぶろく製造の獅子吼荘のご主人(左)も振る舞う

 

 白山比咩神社2100年祭と相前後して、このところ朝夕は寒いほどになりました。平野部は稲刈りが終わり、白山ろくの山々は、いよいよ紅葉が見頃の季節を迎えます。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

盛大に鶴来・ほうらい祭り、電車まつりも ( 2008/10/06 )

 白山市鶴来地域で10月4、5の両日、伝統の「ほうらい祭り」が盛大に行われました。4日は白山まるごと観光塾の受講生ら一行35人が祭りを見学、5日は北鉄石川線鶴来駅で「ほくてつ電車まつり」や白山郷公園でMROラジオ祭りが開かれ、鶴来のまちは終日、沸きかえりました。

 

金劔宮から出発したお神輿

 

 ほうら祭りは約800年の歴史をもつ鶴来・金劔宮(きんけんぐう)の秋季祭礼。「造り物」と呼ばれる高さ5㍍ほどの巨大な人形が何体も出るのが特徴で、白山市の無形民俗文化財に指定されています。

 

威風堂々とした造り物「天草四郎時貞」

「ゲゲゲの鬼太郎」も町を練り回った

 

 白山まるごと観光塾では、地元の伝統の祭りを学ぼうと講座に組み入れ、観光ガイド団体・NPO「加賀白山ようござった」の案内で、金劔宮や、町なかを見て回りました。

 この日はさわやかな秋晴れとなり、受講生ら一行は、金劔宮から繰り出した神輿や造り物6体に目を見張りました。受講生は同じ白山市内に住むとは言え、鶴来地域以外では、ほうらい祭りを見ていない人も少なくなく、伝統文化が色濃く残る白山市に対して、認識を新たにしているようでした。

 お昼は、横町うらら館で、無料サービスの祭りのふるまい料理を味わいました。

 

祭りのふるまい料理が出された横町うらら館

 

 筆者は、これまでにあちこちの祭りを見てきていますが、鶴来のほうらい祭りは、造り物が出るユニークさや、素朴さ、土くささを残し、地域の人が心から祭りを愛し、守り、楽しんでいる点で、第一級のグレードがあると見ています。祭りの担い手である若者たちも造り物の制作時点から気持ちを一つにして取り組んでおり、まちの安定や活力維持にも貢献しているように感じます。

 

   ミニSL体験乗車や鉄道模型の展示なども

 5日は、石川線鶴来駅構内で、電車まつりが開かれ、ミニSL体験乗車や7700系電車運転台体験乗車、鉄道模型の展示などがあり、家族連れや鉄道マニアでにぎわいました。

 

ミニSLを楽しむ家族連れ=鶴来駅構内

 

電車の運転台の体験乗車に喜ぶ子どもたち

鉄道模型の展示を楽しむマニアら

 

       ジェロ出演にラジオ祭り沸く

 また、近くの白山郷公園ではMROラジオ祭りが開かれました。人気上昇中の歌手ジェロが出演するとあって、広場は約2万人で埋め尽くされ、ジェロらの熱唱に大きな拍手が送られました。(堀田)

                                    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どぶろく祭り 鶴来で初めて開催へ ( 2008/09/22 )

 どぶろく特区の白山市鶴来地区で初めてどぶろく祭りが10月11、12の両日、開催されることが決まりました。加賀一の宮・白山比咩神社の2100年祭に合わせて実施されるものです。白山比咩神社では、五穀豊穣に感謝する神事の後、どぶろくの振るまいのほか、特設舞台で舞楽の奉納などがあり、大勢の参詣者でにぎわいそうです。

 

2100年祭に合わせどぶろく祭りが開かれる白山比咩神社

 

 鶴来地区のどぶろく特区は、この地が良質の米を産する上、清酒をはじめとした醸造のまちであることから提案されたもので、小泉内閣時代の平成16年末に認定を受けました。どぶろく特区は北陸三県では第1号で、県内では羽咋市がこれに続いています。鶴来では、米を生産しながら、民宿や飲食業を営む事業者2件が、どぶろくを製造、販売しています。

 

民宿「獅子吼荘」のどぶろく「ちんとろ」

 

おはぎ屋で出されるどぶろく「比咩和楽」

 

 どぶろく祭りでは、来場者が白山比咩神社の境内と北参道、表参道の三箇所で特製の開運枡「豊穣」を500円で購入すれば、どぶろくを味わうことができます。

 どぶろくは、清酒と違い、濾(こ)さない酒であるため、白濁した液体の中に、米の粒々が混じっています。お酒の原形と言えるもので、一度口にすると、忘れられない味です。この機会に試してみてはいかがでしょうか。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 

 




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