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文化観光振興策で市へ提言 -鶴来円卓会議- ( 2008/12/15 )

 白山市鶴来地区の「つるぎの明日を考える円卓会議」(森征光会長、事務局:白山市鶴来支所)は12月15日、地域の文化観光振興策に関する提言書を白山市長へ提出しました。提言書は、市街地ゾーンの活性化策のほか、公共交通を活かした賑わいづくり、レインボーラインゾーンの活性化策、新たな観光資源の創造と活用の4つの柱から成り立っており、鶴来地区では、白山市の支援、指導・助言を仰ぎながら、計画の実現に向けて取り組んでいく意向です。

 

 

 歴史的な町並みの整備が期待される鶴来・今町の通り

 

県・国指定史跡への昇格を目指す舟岡山の登り口

 

 提言書は平成20年8月から計5回の会合を経て、取りまとめられたものです。

 市街地ゾーンの活性化策では、歴史的な町並み景観づくりの推進と空き店舗の利活用、公共交通を活かした賑わいづくりでは、このほど北鉄側から廃止表明された石川線鶴来-加賀一の宮駅間についての適切な対策と将来開業される北陸新幹線からの鶴来への誘導策、レインボーラインゾーンの活性化策では、舟岡山城跡の県・国指定史跡への昇格、獅子吼高原における観光関連事業への支援、新たな観光資源の創造と活用では、水、食文化の活用、新鶴来八景的箇所の選定、観光大使を軸とした情報発信等を内容としています。

 

 

 円卓会議では、獅子吼高原の価値を再認識した

 

 円卓会議では、旧鶴来町が平成17年に隣接市町村と合併し、3年半余りが経過したことから、その間の評価を行うとともに、広域自治体の中に埋没しない個性のあるまちづくりを進めていこうと検討を重ねてきました。白山市となってやがて4年、鶴来地区の新たな飛躍が期待されます。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 

 

つるぎの明日を考える円卓会議が発足 ( 2008/08/11 )

 「つるぎの明日を考える円卓会議」の第1回会合が8月8日、白山市鶴来支所で開かれ、出席しました。獅子吼高原、白山比咩神社、舟岡山一帯を白山市の文化観光ゾーンと位置づけ、その振興策について検討するもので、平成21年3月末を目途に成案のとりまとめを目指します。

 

 

 

つるぎの明日を考える円卓会議の初会合風景

=白山市鶴来支所

 

 鶴来地区の観光協会、商工会、公民館、町会、観光ボランティアなどの団体の関係者約20人が出席しました。

 越新一鶴来支所長が、本会議の設立の趣旨について説明し、「鶴来のさらなる発展を目指して、グランドデザインを描きたい」と挨拶。本会議の会長に選ばれた森征光鶴来観光協会長が「鶴来を活発なまちにしたいので、(有意義な議論を)よろしくお願いしたい」と委員に協力を求めました。

 この後、鶴来地域の観光の現状と課題について、市鶴来支所産業課、商工会まちの駅、観光ガイド団体の各担当者から説明がありました。

 

県内の高原レジャーの先駆けとなった獅子吼高原

 

 事業というものは、ある期間成長しても、主体者の機能、力量の低下やマーケット(市場)の変化などから、マンネリズムに陥ったり、壁にぶつかったりするのは、よくあることです。その関門を乗り越えて、いかに事業を再生させるかが、事業者の腕の見せ所であり、真に力の問われるところでしょう。

 鶴来の獅子吼高原の観光開発は、昭和30年代半ばにスタートしており、石川県内の高原レジャー産業の草分けと言えるものでした。それから約半世紀、事業主体が変わったり、観光施設が様変わりしたりと、様々な変遷を遂げて、今日を迎えています。

 本円卓会議は、獅子吼高原等の文化観光ゾーンのさらなる飛躍を目指すための情報、問題共有とビジョンづくりの場と位置づけられています。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近かった「セントレア」 白山市へ どう誘(いざな)う? ( 2008/07/30 )

 所属する学会関連用務があり7月25日、会場となった中部国際空港「セントレア」へ行ってきました。セントレアへは開港前年の平成16年に視察で訪れたことがあったのですが、オープン後は初めて。様々な新たな取り組みを展開する空港を回りながら、白山市観光と、ここがどうリンクするのだろうかと思いをめぐらせました。

 

 

中部国際空港国際線駐機場 

 

 

家族連れらでにぎわうイベントプラザ=セントレア

 

 セントレアは、愛知県常滑沖に建設された海上空港。24時間いつでも離着陸が可能なことや、乗り継ぎがしやすいように国際線と国内線が同一のターミナルにあるなど、新しい試みがいくつもなされている点がセールスポイント。

 ターミナルビル4階には、飲食店、ファッション専門店のほかに、一般市民も週末などに訪れてもらおうとイベントプラザが設けられているのが、大きな特長となっています。さらにユニークなのは、航空機の離着陸を眺め、入浴できる展望風呂もあるところで、以前に利用したことのある知り合いの先生も「なかなか良かった」とのことでした。

 

 

 「ちょうちん横丁」と名づけられた飲食店街=セントレア

 

 

展望風呂のある「くつろぎ処」の入り口=同

 

 この日は午前7時50分、JR金沢駅から特急しらさぎで出発し、途中、米原で新幹線、名古屋・金山で名鉄特急に乗り換えるなどして、セントレアに到着したのが、午前11時過ぎ。わずか3時間余りで、世界とつながるセントレアに着いたのでした。

 名古屋方面と石川県との時間距離は、先ごろ全線開通した東海北陸自動車道で、一層短くなったはず。しかし、セントレアビルの人混みの中に立ち、地元・北陸に思いをはせた時、ここの利用者が白山市のことを知り、どれだけ興味を持っているのだろうかと、正直心もとない感も。

 ある調査では、東海北陸道の全通効果によって、立山黒部アルペンルートの個人客の入り込みが、7月1-21日までの間で前年同月比47%増を記録したとか。

 真に力のある観光地となるためには、観光資源のグレードアップと地道なPRによる知名度アップは、何より欠かせない。数年前に合併して新たなスタートを切った白山市観光の確立に向けて、まだまだ気は緩められませんね。(堀田)

 

 

 

 

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松任図書館で白山市観光の見どころ紹介 ( 2008/07/15 )

 白山市松任図書館で、白山市内の観光の見どころを紹介する「白山市ぐるり見て歩きガイド」が開催されています。夏休み期間中に訪れるのにふさわしい観光スポットをパネルやポスター、チラシ、パンフレットなどで案内しており、来場者は本の閲覧や借り出しの合い間を利用して、見入っています。

 

 

 ▲白山市内の観光を紹介するパネルやポスター

               =松任図書館 ▼

 

 

 図書館のボランティアひろばで展示されています。御仏供(おぼけ)杉や五十谷の大杉、瀬戸の夜泣きイチョウなど、市内にある巨樹、巨木を写したものをパネル5点で紹介しています。

 また、白山スーパー林道の割引サービスや7月19、20日に白峰で開催の「白山まつり」、26日に金沢セイモアスキー場駐車場で開催する「清流祭り」について説明するチラシ、さらに白山麓各所の観光施設に関するパンフレットなどが並べられています。

 図書館の桐冨美代館長は「来館される方は、結構展示を見てくれています。白山市内にはいいところがいっぱいあるので、展示を参考にしてあちこち出かけられるといいですね」と話していました。

 今後はスーパー林道から望める滝など、市内の滝や優れた自然景観を紹介するパネル展示も予定されています。8月31日まで開催。(堀田)

 

 

 

 

ガソリン高騰“異聞” 名物をまとめ買い ( 2008/06/27 )

 ガソリン価格の高騰が観光にも少なからず影響を与えています。観光スポットが点在する白山麓の国道157号沿線では、ガソリン価格が急激に上がったのに伴い、交通量が目に見えて減ったとの声が観光関係者から聞かれます。そうした中、観光客を対象にした物産店の中には、商品の販売にこれまでにない動きが見られるところがあります。車での外出を控えた知人らから買い物を頼まれ、名物を購入する人が出てきたというのです。

 白山市吉野の「吉野工芸の里」前にある直売所の関係者によると、このところのガソリンの高値で、国道の車の通行車両がかなり少なくなり、客足が鈍ったとのことです。「売り上げの落ち込みをどうすればいいのか」と店の人からは、嘆きとも憤りともとれる思いが吐露されました。

 

まとめ買いの客が増えた大判焼店

                 =吉野工芸の里前

 

たっぷり詰まった餡が特長の大判焼

 

 その中で、「大判焼」(今川焼)で有名な店「山法師」では、面白い動きがあるとのことです。濃厚な味の黒あんが、はちきれんばかりに詰まった大判焼が人気の同店。通常は、店の前に買い求める客で長い列ができる山法師も、最近は、その列も随分と短くなりました。客の数が減ったのかと思ったら、「頼まれた知り合いの分も含めて、まとめ買いをする人が増えた」(店の人)そうで、「いっぺんに170個の注文を受けたこともある」(同)そうです。車を使っての遠出や行楽を控え、欲しいものは、知人、友人に買ってきてもらうというライフスタイルが出てきたということのようです。見た目には閑散のようでも、忙しさはさほど変わらないそうで、訪れた日も注文してから1時間半待ちの札が立てかけてありました。 

 

吉野工芸の里・鶉荘では「白山麓の作家達展」

 この吉野工芸の里の文化交流サロン鶉(うずら)荘では、「白山麓の作家達展」が7月7日まで開催中です。白山麓を拠点にして創作活動に励む23人の作家が、彫刻、木工、陶芸、写真、草木染め、ガラス、和紙の各分野で意欲作を出品しています。

 みずみずしい感性にあふれた作品を目にし、わずかな時間でしたが、心潤うひとときを過ごすことができました。同時に、白山麓に新進気鋭の美術家がこんなにも大勢いるのが、驚きでもありました。

 

 

目を引く 陶芸の意欲作=鶉荘

 ユニークな木工の作品も=同

 

 ガソリンの高騰で、レジャーの安近短志向は強まる一方。手軽に美との対話を求めたいというのであれば、こうしたグループ展は、好適と言えるのではないでしょうか。古民家のたたずまいが心落ち着く会場の鶉荘に、足を運んでみられたらいかがでしょうか。(堀田)

 

 

 

 




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