白山まるごと観光ガイド塾の第7回講座が6月28日、白山市の鶴来総合文化会館クレインで開かれ、和倉温泉㈱加賀屋の小田禎彦会長が「観光と地域活性化」と題して話しました。加賀屋は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」において27年連続で総合1位に選ばれており、受講生は日本のトップ旅館の経営の在り方や観光と地域産業の関わりについて理解を深めました。
観光と地域活性化について話す小田会長
和倉温泉は3月下旬の能登半島地震で被害を受けただけに、小田会長は、まず地震の観光産業への影響について話しました。和倉の旅館は、大勢の人たちの支援を受けて、困難を乗り越えつつあるが、風評被害が依然、収まっておらず、正確な情報の伝達が重要であることことを強調しました。
また、観光産業は農林水産業、食品加工、卸・小売、交通・運輸等、様々な産業への波及効果が大きいので、観光産業が以前の元気さを取り戻すことが、そのまま能登の復興につながると述べました。
小田会長の話に耳を傾ける受講生
経営する加賀屋については、小田会長は、先代の女将の時代からお客に対して「できません」「ノー」と言わないことを徹底していることや、能登空港を使って台湾から団体客を誘致した経緯などについて説明しました。
受講生は、加賀屋の経営の真髄にふれるとともに、観光が地域経済を活性化させる上で大きな役割を果たしていることを強く認識したようでした。(堀田)





