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加賀屋の小田会長から観光と地域活性化学ぶ ( 2007/06/30 )

 白山まるごと観光ガイド塾の第7回講座が6月28日、白山市の鶴来総合文化会館クレインで開かれ、和倉温泉㈱加賀屋の小田禎彦会長が「観光と地域活性化」と題して話しました。加賀屋は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」において27年連続で総合1位に選ばれており、受講生は日本のトップ旅館の経営の在り方や観光と地域産業の関わりについて理解を深めました。

 

観光と地域活性化について話す小田会長

 

 和倉温泉は3月下旬の能登半島地震で被害を受けただけに、小田会長は、まず地震の観光産業への影響について話しました。和倉の旅館は、大勢の人たちの支援を受けて、困難を乗り越えつつあるが、風評被害が依然、収まっておらず、正確な情報の伝達が重要であることことを強調しました。

 また、観光産業は農林水産業、食品加工、卸・小売、交通・運輸等、様々な産業への波及効果が大きいので、観光産業が以前の元気さを取り戻すことが、そのまま能登の復興につながると述べました。

 

小田会長の話に耳を傾ける受講生

 

 経営する加賀屋については、小田会長は、先代の女将の時代からお客に対して「できません」「ノー」と言わないことを徹底していることや、能登空港を使って台湾から団体客を誘致した経緯などについて説明しました。

 受講生は、加賀屋の経営の真髄にふれるとともに、観光が地域経済を活性化させる上で大きな役割を果たしていることを強く認識したようでした。(堀田)

 

 

 

 

山菜料理新メニューに舌鼓 ( 2007/06/23 )

 白山市一里野地区で21日夜、地元山菜グループ主催の「山菜料理試食会」が開かれました。白山麓の山菜料理を新たな観光資源にしようと行ったもので、テーブルには、山菜かまぼこ、行者にんにくハンバーグ、よもぎパンなど、意欲的な新作料理の数々が並びました。いずれも上々の味で、試食会に参加した地元関係者や石川県石川農林総合事務所、白山市観光推進部の担当者らは「これはいける!」と大きな手ごたえを感じました。

 

新作の山菜料理を試食する参加者

 

 山菜グループは旅館、民宿、飲食店、土産物店などで構成されており、平成18年度から行政の支援を受けて、山菜を新たな地域資源として、農山村ビジネスの創出に取り組んでいます。

 この日、出された料理全22品は、グループの民宿、ホテルなどが手がけたもので、こごみ胡麻和え、きなこおはぎ、ウドキンピラ、わさび三杯酢、ウド味噌漬、すす竹マヨネーズ付、焼タケノコ、ワラビ昆布締め、ぜんまいクルミ和え、山ウド酢味噌和えなどで、まさに山菜料理のフルコース。お品書きには、山菜の採取地と山菜の栽培年数も記されました。

 

 

山菜かまぼこ、カタハ昆布締め、ワラビ昆布締め、すす竹

マヨネーズ付、ウドキンピラ、こごみ胡麻和えなどが並ぶ皿

 

 17年物の行者にんにくを使ったハンバーグは、熊、鳥、牛をブレンドしたひき肉と行者にんにく、玉ねぎをのみじん切りを練り合わせて焼き上げたもので、独特の濃くと旨味のある逸品。焼タケノコは味噌に付けて初めて食しましたが、タケノコの新鮮な味わいが、体いっぱいに広がる感じがしました。

 

手前中央の皿が行者にんにくハンバーグ。

背後の皿に、きなこおはぎ、カタハ胡麻和え、ふき煮付け。

 

 このように山菜料理を新たな誘客につなげていこうという取り組みは、都市と農山村との交流を図るグリーンツーリズムの一つに位置づけられるもの。5月には、白山麓吉野谷地区でも、ナメコとウドなどの収穫体験の催しがあり、グリーンツーリズムの裾野が着実に広がってきていることを実感した一夜でした。(堀田)

 

 

 

 

 

白山麓を視察 自然や町並みに発見、感動 ( 2007/06/15 )

 白山まるごと観光ガイド塾の第6回講座「白山麓方面の視察」が6月14日に開かれ、受講生約30人は白山麓に点在する景勝地や観光施設などを訪れました。この日はあいにくの雨模様でしたが、参加者は美しい自然や町並みなどに発見と感動の連続、訪問先の担当者の熱のこもった説明もあり、ホットな一日となりました。

 

 最初に訪れたのは、白山市白山町(鶴来地区)にある手取川七ヶ用水土地改良区白山管理センター。ここではセンター内で手取川扇状地を潤す七ヶ用水の役割について説明を受けた後、センターに隣接する大水門を見学しました。手取川の水が大水門に勢い良く流れ込む光景に、受講生は圧倒されたような表情でした。

 

白山管理センター担当者による説明

 

 吉野工芸の里では、日本の名木百選、国指定天然記念物になっている御仏供(おぼけ)杉や、ふるさと工房、鶉荘などを回りました。富山県の旧利賀村の民家を移築して造られた鶉荘では、日本茶のサービスを受け、囲炉裏の周りでは、女性たちの笑顔が広がりました。

 

吉野工芸の里・鶉荘でくつろぐ受講生

 

 鳥越地区にある手取峡谷では、黄門橋、不老橋、対山橋の各ポイントから峡谷を見下ろしました。峡谷のダイナミックな景観もさることながら、両岸の木々の緑は、雨に濡れて、ひときわ鮮やかで、参加者は大自然が放つ清純な空気を体いっぱいに感じているようでした。

 

手取峡谷を見下ろす受講生

 

 本塾の第3回講座の講師を務めていただいた林源常さんの道場(尾添)に立ち寄った後、中宮温泉を訪れました。急勾配の坂に並ぶ旅館群が過ぎたところには、薬師堂や足湯がありました。野生の猿も来て、お湯につかるという足湯からは、ほのかに湯煙が上がり、足をお湯につけて、温泉気分を楽しむ受講生もいました。

 

足湯を楽しむ受講生

 

 白峰では、古い家並みが続く、まちを散策をしました。案内をしてくださったのは、地元のベテラン観光ガイドの山田喜一さんで、かつて養蚕を営んでいたという旧家や「銅像十一面観世音菩薩立像」などが安置されている白山本地堂などに足を運びました。雨にけむる街道の雰囲気に浸るとともに、山田さんの博識と誠実な話しぶりに感銘を受けたひと時でした。

 

ガイドの案内で白峰の町について学ぶ受講生

 

 

 

 

 

 

 

 




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