鳥越そば花まつりが9月23日、白山市三ツ屋野町の農産物処理加工施設「にわか工房」一帯で開かれました。会場周辺のそば畑には、そばの白い花が咲きそろい、来場者は、見渡す限りの純白の花畑に目を奪われるとともに、打ち立てのそばに舌鼓を打っていました。
訪れた人を圧倒した、そば畑の白い花のじゅうたん=白山市鳥越地区
この催しは、そばファンにはすっかりお馴染みになっているようで、会場には次から次とマイカーが訪れました。にわか工房駐車場に入れなかった車は、手取川の対岸に設けられた観光施設「花ゆうゆう」の臨時駐車場に車を止め、そこからマイクロバスで会場入りする人も少なくありませんでした。
にわか工房から数百㍍離れた高台には、見渡す限りのそば畑があり、清純な白い花々を散策しながら観賞する家族連れや、盛んにカメラのシャッターを切るアマチュアカメラマンの姿がありました。筆者は、そば畑は、にわか工房に隣接した畑にしかないものと思っていただけに、高台のそば畑を見た途端、あまりのスケールの大きさに、「これは圧巻」とうなってしまいました。
にわか工房の周囲には、打ち立てのそばをはじめ、鮎の塩焼き、焼き鳥、牛肉の串焼などの飲食コーナーのほかに、そば挽(ひ)き体験コーナー、野菜の即売市などがありました。どこも列ができるにぎわいぶりで、会場は熱気にあふれていました。
注文したおろしそばを手に笑顔の女性
石臼による、そばの挽き方を習う少女
それにしても、このイベント、事前の宣伝は、さして派手でもなかったのに、かなりの集客を実現させた要因は何なのか、と思わず腕を組んでしまいました。その一つは、中高年を中心に近年関心が高まっている、そばの吸引力と思えました。そして、もう一つ。市町村合併以前から、地元鳥越地区が取り組んできた、そばによる地域づくりが、一般にかなり浸透した結果と言えるのではないでしょうか。(堀田)




