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受講生 「恐竜の時代」に心躍らせ ( 2007/11/23 )

 白山まるごと観光塾の第3回講座は11月8日、白山市鶴来総合文化会館クレインで開き、福井県立恐竜博物館(勝山市)の後藤道治主任研究員に「手取層群の恐竜化石」と題して話していただきました。後藤主任研究員は白山市や福井県勝山市、富山市などにまたがる手取層群は日本屈指の恐竜化石の産地であり、今も活発に発掘や研究が行われていることを話し、受講生の関心を集めました。

 

 

 「手取層群の恐竜化石」のテーマで話す後藤主任研究員

 

 後藤主任研究員は、パワーポイントによる映像を使って、地球の誕生から恐竜が出現する時代までの過程や、恐竜がいた時代の風土、恐竜の種類、恐竜の特徴などを説明。

 特に、白山市と恐竜の関わりについては、白山市桑島(旧白峰村)の化石壁で昭和57年に当時の鯖江市内の女子中学生によって、日本最古の恐竜の歯の化石が見つけられたこと、そして、それが日本海側で初めて恐竜がいたことを示す意義深い発見であったことを紹介しました。

 

福井県立恐竜博物館全景

 

 さらに、現在も勝山市内で行われている恐竜の発掘調査を説明した上で、後藤主任研究員は手取層群の化石が世界的に注目される理由として、▼新しい種類の恐竜が見つかること、▼恐竜以外にもいろいろな化石が見つかること、▼周りの様子や生き物たちの暮らしが分かること、などを挙げました。

 受講生からは恐竜化石発掘の世界的な動向のほかに、手取川下流でも恐竜化石が見つかるのか、人間の背丈ほどの小さい恐竜もいたのか、などの質問が出され、後藤主任研究員は、丁寧に答えていました。

 受講生は、本講座を通じて、地域への認識を新たにするとともに、「恐竜」が白山市の強力な観光資源になることを実感したようでした。(堀田)

 

熊や炭焼きの話 郷土芸能で交流 ( 2007/11/13 )

 まるごと白山ファンクラブ主催の「秋のスーパー林道と中宮温泉の旅」は11月9日から1泊2日の日程で開かれました。参加者約30人は、中宮地区の地元住民らと伝承話や郷土芸能などで交流を図り、グリーンツーリズムの醍醐味を味わいました。

 

 このグリーンツーリズムツアーは、ウドやワラビ、ゼンマイなどの山菜取りを楽しんだ春の催しに続く第二弾で、白山市地域再生マネージャー事業では、白山ろくにおいて、グリーンツーリズムを根付かせようと、企画、運営に参画しました。

 2日間のプログラムには、花ゆうゆうの見学、にわか工房でのそば打ち体験、白山スーパー林道と白川郷の散策、ナメコの摘み取りなどの活動が盛り込まれました。

 

そば作りに精を出す参加者=にわか工房

 

 一行の宿泊先になった中宮温泉の旅館では、参加者は山菜佃煮、ぜんまいのくるみ和え、こごみの菊花添え、山菜そばなど15品目で構成された山菜膳に舌鼓を打ちながら、地元の人と歓談しました。

 

地元の人と食談を楽しむ参加者=中宮温泉

 

 地元の人からは、熊や猿の生活ぶりや炭焼きのこと、ウドの栽培方法などが愉快なエピソードを交えて紹介され、参加者は興味深げに聞き入りました。

 最後に、中宮地区の住民によって、地元に伝わる出作りの唄「しょいしょい」や、祝いごとで披露される「へどつき」唄、山の暮らしを伝える「炭焼きくどき」が、軽やかな踊りとともに、演じられました。その中で、「へどつき」唄は、家の建ち前(上棟式)の際に、土台を安定させるため重しを上下する様子を再現したもので、この民謡の時には、客も踊りの輪に加わり、地元の人と親睦を深めました。

 

地元の人と郷土芸能を楽しむ参加者

 

  

              中宮温泉では、「仕舞い湯まつり」にぎわう
 
 翌10日は、同じ中宮温泉の広場で、今シーズンの営業の終了にちなんで、初の催し「仕舞い湯まつり」が行われました。
 

釜揚げうどんを作る中宮温泉関係者

 

出来立ての釜揚げうどんに舌鼓を打つ来場者

 

 

 まつりでは、温泉旅館協同組合が考案した「温泉釜揚げうどん」が出されました。これは、めんを温泉の源泉でゆで上げ、なめこや山菜を具にしたもので、訪れた人たちは、今が盛りとなった山の紅葉を愛でながら、熱々のうどんをほおばっていました。(堀田)

 

 

 

 

 

秋晴れの下 洋ランや芸術楽しむ ( 2007/11/06 )

 秋の絶好の行楽日和となった11月4日(日)、白山麓の各所では紅葉や文化祭を楽しもうと、大勢の家族連れらが訪れました。筆者はこのうち、吉野谷地区の市営観光施設「花ゆうゆう」と「吉野工芸の里」に足を運び、観光客らの様子を確認しました。

 

 花ゆうゆうは、洋ランなどが通年観賞できる施設。ただ、近年は入場者が減少傾向にあるため、「お客様感謝デー」と銘打って、初めて無料開放されました。同時に会場では、シクラメンの展示即売も行われました。

 

洋ランを楽しむ観光客=花ゆうゆう

 

 隣接する吉野谷公民館では、地区の文化祭が開かれているとあって、花ゆうゆうは終日、色鮮やかな洋ランを楽しむ人が絶えませんでした。

 特に、この日は、中宮温泉旅館組合と加賀産業道路近くの牛乳村夢番地(白山市向島町)が共同で開発したソフトクリーム「ちゅうぐう玉ちゃんソフト」も売り出されました。これは、中宮温泉の源泉につけて作った半熟の温泉卵を取り込んだもので、何とも言えないまろやかな風味がするもの。一般に初お目見えとあって、準備した100個がわずかな時間で売り切れました。

 

玉ちゃんソフト(右)と中宮の温泉卵(左) 

 

 戸外の芝生広場では、牛乳村夢番地が敷地内で飼育するヤギの「まり子ちゃん」も“出張”してたたずみ、子どもらの人気者になっていました。

 

子どもたちの人気を集めたヤギのまり子ちゃん

 

 花ゆうゆうは、花の観賞施設とあって、ふだんは静的な雰囲気に包まれているのですが、この日は、様々な趣向と相まって、活気のある空間となっていました。

 

 一方、吉野工芸の里は、「吉野工芸の里フェスタ」の開催中でした。古民家造りの鶉荘(うずらそう)では、「アート&クラフト in 御仏供杉」が開かれ、若手工芸作家らによる斬新なオブジェなどが来場者の目を引いていました。(堀田)

 

工芸作家の意欲作を鑑賞する来場者=吉野工芸の里 

 

 

 




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