桑島地区に続く「白峰雪だるままつり」は2月15日、開かれました。この日は終日、断続的に雪が降り続く天候であったにもかかわらず、大勢の観光客が訪れ、様々な雪だるまを見て回りました。そうした中、裏方として懸命にまつりを支える人たちの姿を追ってみました。
ほのぼのとした表情の雪だるま=白峰地内
まつり実行委員長の日比野剛士さんは午後6時ごろ、白山市白峰支所で関係者との連絡に追われていました。まつりは、2カ月前から実行委員約20人とともに準備に取りかかったといい、この日は本番とあって、表情は緊張感であふれていました。
日比野さんは「雪が少ないのも困るけど、降り過ぎると雪だるまがよく見えなくなるのが心配」と空模様を気にかけながらも、「人が大勢来ると、(地元が)活気づく。おじいちゃん、おばあちゃんも楽しみにしています」と、順調な出足に手ごたえを感じている様子。最後まで気を緩められないと、再び写真撮影などに屋外へ飛び出していきました。
連絡に追われる日比野実行委員長
臨時のお食事どころをオープンしたのは、主婦らでつくるボランティアグループ「おだまきの会」でした。
この日は、笹木清美代表ら5人が、ぶり大根や熊汁、いのしし汁など、風土色あふれる料理を観光客に提供しました。鍋からの湯気が立ちこめる店内で、女性たちは目も回るような忙しさで客と応対、笹木代表は「この分だと準備した500食は、売切れそう。でも、おいしいと喜んでもらえるのが一番ですね」と笑顔を見せていました。
心尽くしの料理をだす「おだまきの会」のメンバー
北陸先端大の学生らも楽しむ
この日は、北陸先端科学技術大学院大学の学生ら一行約30人もバスで会場を訪れました。
雪だるままつり会場を訪れた北陸先端大の学生ら
白山市地域再生マネージャー事業の一環として企画したもので、一行はバス車内と白峰会場では、NPO「加賀白山ようござった」の観光ガイドにより、白山市のことや雪だるままつりについて説明を受けました。参加者には、東アジアからの留学生が多く、ほのぼのとした味わいの雪だるまを興味深げに見ていました。(堀田)




