新緑が輝きを増す5月も中旬の17、18日、白山市内では好天の下、豊かな自然に親しむ催しが相次いで行われました。鶴来地区では17日、鶴来四季物語「獅子吼高原から犀鶴林道ハイクと山菜ごはん」が行われ、18日、一里野高原では「まんぷくりん祭り」が、白峰地区では「若葉まつり」がそれぞれ開かれ、大勢の人が訪れました。白山市地域再生マネージャー事業では、各イベントを見て回り、来場者や関係者の動向の把握に努めました。

眼下に広がった手取川扇状地=獅子吼高原
獅子吼高原でのハイキングには、約20人が参加、ゴンドラで山頂まで上がり、ネイチャーガイドの案内を受けて、自然研究路を散策しました。参加者は、集落が島のように点在する手取川扇状地を眼下に眺め、その雄大な風景に心をとらえられました。
研究路では、ホオノキ、オオバクロモジ、ウワミズザクラなどの草木について、ガイドから説明され、参加者は熱心に聞き入っていました。

ハイキングを楽しむ参加者=同
昼食は、山から下りて、料理屋「山水苑」でありました。女将さんの山菜についての薀蓄に耳を傾けながら、山菜天ぷらや、ふきのとう味噌、たけのこご飯など、山菜尽くしの料理に舌鼓を打ちました。

山菜尽くしの料理
一里野の「まんぷくりん祭り」は、一里野温泉観光協会の女将の会が企画、運営に当たりました。ウド、ワラビなどの即売のほか、山菜の天ぷら、おこわ、草もち、ごんた豆もちなどの地場産品が並べられ、人気を呼びました。女将の会の蜜谷栄会長は「朝からお客さんの出足が良かった。お客さんには、一里野の自然を存分に楽しんでいってほしい」と話していました。

▲ 人気を集めた特産品販売コーナー=一里野高原 ▼

白峰の若葉まつりは、総湯周辺で開かれました。地場産品の即売のほか、自然に親しむガイドツアー、もちつき大会、クイズラリー、岩魚のつかみどり、渓流つりなど、多彩な催しが繰り広げられました。どの催しも大勢の参加者があり、関係者はかいがいしく動き回っていました。また、まちなかでは、歴史的なたたずまいの通りを散策する夫婦連れの姿も見られました。

歓声が上がったもちつき=白峰の総湯前広場

岩魚焼の即売も=同
鶴来、一里野、白峰のいずれの催しも派手な宣伝を行った訳ではないのに、数多くの人を集めており、新緑が最も映える時期であったとは言え、関係者の長年の取り組みにより、一般にしっかり浸透していることが分かるイベントと言えました。(堀田)