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近かった「セントレア」 白山市へ どう誘(いざな)う? ( 2008/07/30 )

 所属する学会関連用務があり7月25日、会場となった中部国際空港「セントレア」へ行ってきました。セントレアへは開港前年の平成16年に視察で訪れたことがあったのですが、オープン後は初めて。様々な新たな取り組みを展開する空港を回りながら、白山市観光と、ここがどうリンクするのだろうかと思いをめぐらせました。

 

 

中部国際空港国際線駐機場 

 

 

家族連れらでにぎわうイベントプラザ=セントレア

 

 セントレアは、愛知県常滑沖に建設された海上空港。24時間いつでも離着陸が可能なことや、乗り継ぎがしやすいように国際線と国内線が同一のターミナルにあるなど、新しい試みがいくつもなされている点がセールスポイント。

 ターミナルビル4階には、飲食店、ファッション専門店のほかに、一般市民も週末などに訪れてもらおうとイベントプラザが設けられているのが、大きな特長となっています。さらにユニークなのは、航空機の離着陸を眺め、入浴できる展望風呂もあるところで、以前に利用したことのある知り合いの先生も「なかなか良かった」とのことでした。

 

 

 「ちょうちん横丁」と名づけられた飲食店街=セントレア

 

 

展望風呂のある「くつろぎ処」の入り口=同

 

 この日は午前7時50分、JR金沢駅から特急しらさぎで出発し、途中、米原で新幹線、名古屋・金山で名鉄特急に乗り換えるなどして、セントレアに到着したのが、午前11時過ぎ。わずか3時間余りで、世界とつながるセントレアに着いたのでした。

 名古屋方面と石川県との時間距離は、先ごろ全線開通した東海北陸自動車道で、一層短くなったはず。しかし、セントレアビルの人混みの中に立ち、地元・北陸に思いをはせた時、ここの利用者が白山市のことを知り、どれだけ興味を持っているのだろうかと、正直心もとない感も。

 ある調査では、東海北陸道の全通効果によって、立山黒部アルペンルートの個人客の入り込みが、7月1-21日までの間で前年同月比47%増を記録したとか。

 真に力のある観光地となるためには、観光資源のグレードアップと地道なPRによる知名度アップは、何より欠かせない。数年前に合併して新たなスタートを切った白山市観光の確立に向けて、まだまだ気は緩められませんね。(堀田)

 

 

 

 

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現代版“白山湯治”の推進を  観光塾で中谷教授講演 ( 2008/07/26 )

 白山まるごと観光塾の第5回講座は7月24日、鶴来総合文化会館クレインで開き、金城大学短大部(白山市)の中谷重之教授に「現代観光ビジネス論 白山市観光交流テーマ“白山湯治”を中心にして」と題して話していただきました。中谷教授は白山市観光マスタープランを策定した観光戦略会議の会長をかつて務めており、この経験を踏まえ、時に辛口の指摘を交えながら、白山市の観光の進むべき方向性を力説しました。

 

現代版“湯治”について説明する中谷教授=クレイン

 

 中谷教授はまず白山市の観光マスタープランである観光交流プランについて知っているかどうかを受講生に尋ね、そのほとんどが知らないと分かると、白山市の観光について大いに関心をもってほしいと奮起を促しました。また、同種の観光リゾート施設が白山ろくに乱立している現状についても、効果が薄い公共投資であったと問題提起しました。

 白山市が今後取り組むべき観光の課題は、観光マネジメント力を備えた人材の育成であると強調し、白山市民は観光振興を積極的に考えてほしいと訴えました。

 

水は白山市の貴重な観光資源=手取峡谷

 

 さらに、白山市の第一の観光資源は、豊かで、きれいな水であるとした上で、白山の自然の中で、温泉施設を中心に、リゾートの雰囲気を醸し出す、美と健康の里「白山湯治」場づくりの推進を呼びかけました。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 

情緒満点、34年ぶり踊り流し -白峰・白山まつり- ( 2008/07/22 )

 泰澄大師による白山開山を祝う「白山まつり」が7月19、20の両日、白山市白峰地区の総湯前を主会場に開かれました。大師の一行をイメージした臼みこしの練り歩きや、金管パレード、もちつき、かんこ踊りの夕べ、歌謡ショーなどの多彩な催しが繰り広げられ、白山のふもとの町は熱気に包まれました。

 

若者による勇壮な白山大権現臼みこし=白峰中心部

 

子どももきねを振るった餅つき=白峰総湯前

 

 まつりの開催時期は例年、梅雨の末期に当たるため、これまで荒天の中での実施もあったのですが、今年は開催初日が梅雨明けとなったため、夏空の下で各種催しが行われました。

 平野部はうだるような暑さとなっていますが、白山の山すそ、標高約500㍍に位置する白峰では、空気はどこか柔らか。日が次第に傾くにしたがって涼しくなり、落ち着いて祭りの進行を楽しむことができました。

 

県無形民俗文化財「かんこ踊り」の熱演=同

34年ぶりに復活した踊り流し=白峰地内

 

 今年の目玉は、34年ぶりに復活した踊り流し。色とりどりの浴衣姿の踊り手たちが、かんこ踊りの調べに合わせて通りを進んでいくと、歴史的風情のある町並みが、一段と趣のあるものに見えました。

 

牛首紬の逸品が並んだ展示即売会=白山工房

 

 また、白山工房では、白峰の伝統工芸・牛首紬の展示即売があり、女性らが品定めしながら、買い求めていました。(堀田)

松任図書館で白山市観光の見どころ紹介 ( 2008/07/15 )

 白山市松任図書館で、白山市内の観光の見どころを紹介する「白山市ぐるり見て歩きガイド」が開催されています。夏休み期間中に訪れるのにふさわしい観光スポットをパネルやポスター、チラシ、パンフレットなどで案内しており、来場者は本の閲覧や借り出しの合い間を利用して、見入っています。

 

 

 ▲白山市内の観光を紹介するパネルやポスター

               =松任図書館 ▼

 

 

 図書館のボランティアひろばで展示されています。御仏供(おぼけ)杉や五十谷の大杉、瀬戸の夜泣きイチョウなど、市内にある巨樹、巨木を写したものをパネル5点で紹介しています。

 また、白山スーパー林道の割引サービスや7月19、20日に白峰で開催の「白山まつり」、26日に金沢セイモアスキー場駐車場で開催する「清流祭り」について説明するチラシ、さらに白山麓各所の観光施設に関するパンフレットなどが並べられています。

 図書館の桐冨美代館長は「来館される方は、結構展示を見てくれています。白山市内にはいいところがいっぱいあるので、展示を参考にしてあちこち出かけられるといいですね」と話していました。

 今後はスーパー林道から望める滝など、市内の滝や優れた自然景観を紹介するパネル展示も予定されています。8月31日まで開催。(堀田)

 

 

 

 

温泉療養から考える地域づくり ( 2008/07/11 )

 白山市地域再生マネージャー事業の白山まるごと観光塾の第4回講座は7月10日、鶴来総合文化会館クレインで開き、医療法人社団洋和会(川北町)理事長で、温泉療法医でもある池田商洋氏に「温泉と健康」と題して話していただきました。池田理事長は、現代の湯治場を目指す中宮温泉に対して、温泉療法医の立場からアドバイスしており、白山市とはゆかりの深い医師。講座では、白山ろくの温泉の特徴も説明しながら、温泉療養から温泉を活かした地域づくりまで幅広く話しました。

 

温泉と健康について話す池田理事長=クレイン

 

 池田理事長はまず、日本の医療の現状と今後について説明し、少子高齢化が進む中、今後はオーダーメード医療や遺伝子治療、再生医療など、新しい医療の導入が進むと見通しを示しました。

 温泉療法については、滞在先の緑豊かな自然環境にふれることに加えて、入浴が物理的作用や化学的作用、総合的生体調整作用によって身体に良い効果がもたらされると話しました。

 

中宮温泉の足湯施設

 

 また、中宮温泉など白山ろくの温泉については、浴用では、動脈硬化症や切傷、火傷、慢性皮膚病などに効能があると紹介。最後に、健康回復や健康増進につながる観光「ヘルスツーリズム」の推進が、環白山温泉郷の地域づくりとして有効であると強調しました。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 




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