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頭と舌で学んだ美川の糠漬け、粕漬け ( 2008/08/29 )

 白山市地域再生マネージャー事業の白山まるごと観光塾は8月28日、市総合文化会館クレインで開き、白山市美川町の食品加工会社㈱あら与の荒木敏明社長に話していただきました。テーマは「美川の糠漬け、粕漬け」で、受講生は地域固有の食品産業について理解を深めるとともに、実際に試食も行い、頭と舌で伝統の食文化を学びました。

 

講演する荒木㈱あら与社長=クレイン

 

 荒木社長は、フグの糠漬け、粕漬けの製造本舗の七代目として生業に励む傍ら、加賀市の発酵食品研修交流施設「竹の浦館」の館長を務めるなど、発酵食品の普及にも力を入れています。

 荒木社長はまず、糠漬けの歴史から話し、美川の糠漬けは、江戸時代に北前船が北海道などで取れたフグの塩漬けを寄港地の美川にもたらしたのが始まりであると説明しました。

 続いて、糠漬けの作り方や、おいしい食べ方、フグの卵巣の糠漬けについても話しました。その中で、塩漬けにより、卵巣の毒性を抜いていること、さらに以前、フグの取り扱いに関する法令改正によって、フグの卵巣の糠漬けが製造販売禁止になりそうになったが、荒木社長の先代ら関係業者の尽力によって公的認可を得るに至ったプロセスも披瀝しました。

 

 講座では、フグの糠漬け、粕漬けの試食もあり、受講生は独特のうまみの伝統食を味わいました。

 

フグの糠漬け(右)と粕漬け(左)

フグの糠漬け、粕漬けを試食する受講生

 

 筆者は、この糠漬け、粕漬けを自宅でご飯と一緒に食してみたところ、ご飯が進んで困りました。糠漬けをお茶漬けに入れたり、豆腐にのせて食べるのも美味しいそうで、今度試してみようと思っています。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初秋の一里野高原に歌声響く ( 2008/08/25 )

  「一里野音楽祭 eco stage 2008」が8月24日、白山市一里野高原特設ステージで開かれ、訪れました。今回は、シンガーソングライター渡辺真知子や元オフコースの鈴木康博ら5組7人が出演し、美しい歌声を山あいに響かせました。朝夕が肌寒くなるなど、すっかり秋らしくなってきた中、芝生広場を埋めた約1万1千人の聴衆は、一流アーティストらが奏でるサウンドを心ゆくまで堪能していました。

 

渡辺真知子らが熱唱したステージ=一里野高原

 

 渡辺真知子さん(ここでは呼び捨てにはしません)と言えば、個人的には学生時代にヒットした「かもめが翔んだ日」の斬新なメロディーと、情景が目に浮かぶような鮮烈な歌詞に心とらえられ、歌を聴く度に、その当時のことが思い出されます。その彼女が出演ということですから、そうした興味もあって足を運びました。

 

有名ミュージシャンのコンサートを楽しむ聴衆=同

 

 彼女は、前日夜は宿泊先の一里野のホテルで熊肉を食べたそうで、その精もあってか、「迷い道」や「かもめが翔んだ日」「唇よ、熱く君を語れ」などのヒット曲をパワフルに歌い上げました。一里野へ来る時は、トンネルが続く山道のために、「いったいどんな会場なのか」と心配になったそうですが、緑に包まれた会場は、すっかり気に入ったようで、情感あふれる歌声でファンを魅了しました。

 地元金沢からは保科有里が出演し、遊吟、やなわらばーの各デュエットも息の合ったハーモニーを響かせました。

 夏休み期間中、一里野高原は、大学や高校の運動部の合宿会場としても利用され、若者らの歓声が響きました。今は8月も終わりに近づき、大気はひんやりとしたものに。高原は、静かに深く、秋に入っていきます。(堀田) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つるぎの明日を考える円卓会議が発足 ( 2008/08/11 )

 「つるぎの明日を考える円卓会議」の第1回会合が8月8日、白山市鶴来支所で開かれ、出席しました。獅子吼高原、白山比咩神社、舟岡山一帯を白山市の文化観光ゾーンと位置づけ、その振興策について検討するもので、平成21年3月末を目途に成案のとりまとめを目指します。

 

 

 

つるぎの明日を考える円卓会議の初会合風景

=白山市鶴来支所

 

 鶴来地区の観光協会、商工会、公民館、町会、観光ボランティアなどの団体の関係者約20人が出席しました。

 越新一鶴来支所長が、本会議の設立の趣旨について説明し、「鶴来のさらなる発展を目指して、グランドデザインを描きたい」と挨拶。本会議の会長に選ばれた森征光鶴来観光協会長が「鶴来を活発なまちにしたいので、(有意義な議論を)よろしくお願いしたい」と委員に協力を求めました。

 この後、鶴来地域の観光の現状と課題について、市鶴来支所産業課、商工会まちの駅、観光ガイド団体の各担当者から説明がありました。

 

県内の高原レジャーの先駆けとなった獅子吼高原

 

 事業というものは、ある期間成長しても、主体者の機能、力量の低下やマーケット(市場)の変化などから、マンネリズムに陥ったり、壁にぶつかったりするのは、よくあることです。その関門を乗り越えて、いかに事業を再生させるかが、事業者の腕の見せ所であり、真に力の問われるところでしょう。

 鶴来の獅子吼高原の観光開発は、昭和30年代半ばにスタートしており、石川県内の高原レジャー産業の草分けと言えるものでした。それから約半世紀、事業主体が変わったり、観光施設が様変わりしたりと、様々な変遷を遂げて、今日を迎えています。

 本円卓会議は、獅子吼高原等の文化観光ゾーンのさらなる飛躍を目指すための情報、問題共有とビジョンづくりの場と位置づけられています。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一つの「甲子園」 ソーラーカー熱戦 ( 2008/08/04 )

 「全国ソーラーラジコンカーコンテスト2008 in 白山」が8月1、2の両日、白山市の一里野RCプラザで行われました。全国18府県から工業系高校51校128チームが参加、炎天の下、工夫を凝らしたソーラーカーの性能と操作技術を競いました。今、阪神・甲子園球場では夏の全国高校野球が行われていますが、このコンテストでは、高校生が白山ろくで情熱を燃やす姿があり、もう一つの「甲子園」と呼べるものでした。

 

快走するソーラーカー=白山一里野RCプラザ

正面建物の2階部分で高校生が愛車を操縦した=同

 

 太陽エネルギーの利用を通して地球環境問題や資源エネルギーへの関心を高めてもらうという狙いがあり、参加チームは、自作のソーラーカーを走らせ、規定の時間内に走る距離の長さを競いました。

 参加したソーラーカーは、太陽光を十分吸収しながら、空気の抵抗を少なくしようと、薄い、だ円型のものが大半を占めました。その中で、荷台の高いトラック型のものがあり、それが、すいすいと走って上位でゴールしたので、観客席の注目を集めました。

 

トラックも快走、ギャラリーの目を引きつけた 

 

 また、待ち時間では、高校生が、入念に愛車を最終チェックする姿があり、この一戦にかける意気込みが伝わってきました。

 

 

 入念にソーラーカーを点検する高校生

 

 会場は、ほとんどが高校生と、その引率の先生で占められましたが、ミニ四駆などに熱中する小学生も結構いるので、そんな子どもや親にもPRして、会場に足を運んでもらってもよいのでは、と思ったことでした。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 




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