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岩間の「紅葉街道」を行く ( 2008/10/28 )

 白山まるごと観光塾の第9回講座「岩間温泉の紅葉と元湯訪問」は10月23日、白山の麓の岩間温泉元湯を往復するコースで実施しました。紅葉は丁度見頃を迎えており、受講生20人は、彩り鮮やかな山の景色に感嘆しながら、白山一帯の自然の魅力を再認識しました。

 

紅葉を楽しみながら山道を歩く受講生

 

 受講生は、近接する白山スーパー林道や中宮温泉を訪れることがあっても、岩間温泉には、ほとんどの人が足を運んでいませんでした。道の駅しらやまさんからマイクロバスで出発した一行は、山崎旅館(休館中)前でバスから降り、片道約4kmほどの山道を歩きました。

 心配された雨も出発時には上がり、色づいた木々は、しっとりと落ち着いた光彩を放っていました。谷間に向かって、赤や黄色のグラデュエーションを織りなす「紅葉トンネル」あり、いちじんの風で上空に舞い上がる「紅葉吹雪」ありで、その度ごとに、一行から歓声が上がりました。元湯近くの地点の下方には霞(かすみ)滝があり、いやが上にも興趣が高まりました。

 

谷へ向かって延びる「紅葉トンネル」

眼下の霞滝にしばし見とれる

 

 また、川下に駆け足で移動する猿の群れとも遭遇、白山に生息する生き物の生態にもふれました。そんな野生動物と関連して、鳥越地区の参加者からは、日常的に接する猿や猪、カモシカ等とのかかわりも打ち明けられ、愉快な反面、作物被害などのご苦労についても知りました。

 

岩間温泉元湯の露天風呂。手でふれたり、足湯をしたり

 

 到着した岩間温泉元湯の露天風呂は、わずかながらも硫黄のにおいが漂い、温泉ムードが。受講生は、お湯を手でふれてみたり、「足湯」したりと、思い思いに秋の一日を過ごしました。(堀田)

 

 

 

 

「岩間の噴泉塔はあった!」 -ミニ探訪記- ( 2008/10/20 )

 白山市地域再生マネージャー事業の調査の一環として先日、一里野温泉からさらに奥にある岩間の噴泉塔を訪れました。噴泉塔は、観光パンフレットなどでその存在は承知していましたが、どこに、どういう状態であるかについて全く知らなかっただけに、初めて目にした時は、文字で表せないほどの驚きと感動がありました。

 

 

 生命の誕生かと思わせるような噴泉塔

 

 現地は初めてなことから、地元の白山市尾口支所の職員の方々に案内してもらいました。車に乗り込んだ一行6人は、一里野温泉を過ぎて、中宮温泉・白山スーパー林道と岩間温泉の分岐点を右に入り、山肌を縫う道を約6km走り、岩間温泉・山崎旅館(現在、休館中)に到着。ここで道路を封鎖する柵のカギを解き(道路管理の関係で普段は施錠されています)、さらに約4km走り、岩間温泉元湯に着きました。ここは、一里野温泉の旅館群が引湯する源泉がある場所です。

 ここで車を下りて、岩間の噴泉塔へ向かうことに。実は恥ずかしながら、筆者は噴泉塔まで行くのに険しい山道を歩いて行かなければならないことを現地に着くまで知らなかったのでした。人一人通るのもやっとの狭い道あり、急坂、急斜面ありと、時にはらはらしながらの山行きでした。

 それでも途中、立ち止まって、尾口支所のベテラン職員から自生する山ぶどうやキノコのほか、木の幹に残った熊の爪跡の説明を受け、白山の自然への興味が膨らみました。

 

途中見つけた山ぶどう

木に残された熊の爪跡

 

 小1時間ほど歩いてたどりついたところは、谷間から流れる「中ノ川」でした。この日は、日差しが強かったため、川の流れはとりわけ清涼感がありました。

 さて、肝心の噴泉塔。一説には、豪雨で流されたとの情報もあり、目撃できるのかと半信半疑でした。その上、噴泉塔があると思われる場所へ行くには、川を渡らねばならず、無理かもという心境に。しかし、尾口支所職員の巧みな導きで、足元に気をつけながら、どうにか川を渡りました。そして、100mほど下流へと向かいました。

 

恐る恐る川を渡る一行。「噴泉塔を見なければ」

 

川辺で温泉が湧き上がるところも

 

 一行から期せずして歓声が上がりました。左岸のおどろおどろしく盛り上がった岩から、「プシュー」とお湯が勢い良く噴き上がっているのです。周囲には、湯気が立ち込め、辺りは異様な雰囲気。そんな噴泉スポットが下流に向かって幾つも続いています。心を鷲づかみにされながら、夢中でデジカメのシャッターを切りました。

 国の特別天然記念物というだけはあります。白山市は自然が魅力と言いますが、その中でも最高ランクの一つに数えられる奇観・景勝でしょう。(堀田)

 

 

 

 

白山さん2100年祭 芸能や稚児行列等で佳き日祝う ( 2008/10/14 )

 加賀一の宮・白山比咩神社(白山さん)の御鎮座2100年式年大祭は10月11、12日の連休を中心に、厳かに盛大に行われました。期間中は第4回加賀白山おったからまつりも同時開催され、郷土色豊かな伝統芸能の数々が祭りを華やかに彩りました。地元の鶴来観光協会では両日、お神酒として、どぶろくを振る舞い、どぶろく特区の町・鶴来をアピールしました。

 

 

 華やかに繰り広げられた郷土芸能=白山比咩神社

 

 同神社としては15年ぶりというお稚児行列は11日、行われました。あでやかな稚児装束を身にまとった子どもと正装した父母ら約2000人が、神社周辺の2箇所から出発し、神社までの道のりを並んで歩きました。緊張気味の子どもたちとは対照的に、お母さん方の何とも和やかな表情が印象的でした。

 

白山比咩神社へ向かうお稚児行列

 

 花嫁行列を再現した結婚式は12日、行われました。小松市内のカップルが式を挙げることになり、秋晴れとなったこの日、二人は、鶴来の町なかにある「横町うらら館」から人力車に乗って出発、表参道を通って白山比咩神社へ向かいました。沿道には、大勢の人垣ができ、表参道に着いた時には、新郎新婦の親族、友人をはじめ、大勢の見物人らで熱気にあふれました。新婦が友人らのお祝いに応えながらも感激の余り「涙が出て止まらないの」と声を上ずらせていました。

 

大勢の人の祝福を受けた花嫁行列のカップル=表参道

 

鶴来特産どぶろくを振る舞う

 白山比咩神社境内とその周辺の3個所では、お神酒として、どぶろくが参拝者にふるまわれました。鶴来が北陸三県では第1号のどぶろく特区であることをアピールする狙いもあります。希望者は開運枡「豊穣」を500円で購入すれば、いくらでも飲めるもので、これをお目当てに来た男性や、「ちんとろ」「比咩和楽(なごみ)」の2種類のどぶろくを飲み比べる人もいました。

 

どぶろくを注いでもらう参拝者=白山比咩神社境内

どぶろく製造の獅子吼荘のご主人(左)も振る舞う

 

 白山比咩神社2100年祭と相前後して、このところ朝夕は寒いほどになりました。平野部は稲刈りが終わり、白山ろくの山々は、いよいよ紅葉が見頃の季節を迎えます。(堀田)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

盛大に鶴来・ほうらい祭り、電車まつりも ( 2008/10/06 )

 白山市鶴来地域で10月4、5の両日、伝統の「ほうらい祭り」が盛大に行われました。4日は白山まるごと観光塾の受講生ら一行35人が祭りを見学、5日は北鉄石川線鶴来駅で「ほくてつ電車まつり」や白山郷公園でMROラジオ祭りが開かれ、鶴来のまちは終日、沸きかえりました。

 

金劔宮から出発したお神輿

 

 ほうら祭りは約800年の歴史をもつ鶴来・金劔宮(きんけんぐう)の秋季祭礼。「造り物」と呼ばれる高さ5㍍ほどの巨大な人形が何体も出るのが特徴で、白山市の無形民俗文化財に指定されています。

 

威風堂々とした造り物「天草四郎時貞」

「ゲゲゲの鬼太郎」も町を練り回った

 

 白山まるごと観光塾では、地元の伝統の祭りを学ぼうと講座に組み入れ、観光ガイド団体・NPO「加賀白山ようござった」の案内で、金劔宮や、町なかを見て回りました。

 この日はさわやかな秋晴れとなり、受講生ら一行は、金劔宮から繰り出した神輿や造り物6体に目を見張りました。受講生は同じ白山市内に住むとは言え、鶴来地域以外では、ほうらい祭りを見ていない人も少なくなく、伝統文化が色濃く残る白山市に対して、認識を新たにしているようでした。

 お昼は、横町うらら館で、無料サービスの祭りのふるまい料理を味わいました。

 

祭りのふるまい料理が出された横町うらら館

 

 筆者は、これまでにあちこちの祭りを見てきていますが、鶴来のほうらい祭りは、造り物が出るユニークさや、素朴さ、土くささを残し、地域の人が心から祭りを愛し、守り、楽しんでいる点で、第一級のグレードがあると見ています。祭りの担い手である若者たちも造り物の制作時点から気持ちを一つにして取り組んでおり、まちの安定や活力維持にも貢献しているように感じます。

 

   ミニSL体験乗車や鉄道模型の展示なども

 5日は、石川線鶴来駅構内で、電車まつりが開かれ、ミニSL体験乗車や7700系電車運転台体験乗車、鉄道模型の展示などがあり、家族連れや鉄道マニアでにぎわいました。

 

ミニSLを楽しむ家族連れ=鶴来駅構内

 

電車の運転台の体験乗車に喜ぶ子どもたち

鉄道模型の展示を楽しむマニアら

 

       ジェロ出演にラジオ祭り沸く

 また、近くの白山郷公園ではMROラジオ祭りが開かれました。人気上昇中の歌手ジェロが出演するとあって、広場は約2万人で埋め尽くされ、ジェロらの熱唱に大きな拍手が送られました。(堀田)

                                    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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