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白山まるごと観光塾作品集 

 

白山まるごと観光塾作品集 俳句集

 

名峰白山と大海をつなぐまち 白山市
勝木 敬一

 

イメージ:白峰・太田の大栃
白峰・太田の大栃
イメージ:牛首紬の逸品の数々
牛首紬の逸品の数々
 白山まるごと観光交流プランにあるように、見て帰るから泊まって体験体感へ積極的に推進すべきと思います。
 白山市への入り込み客数700万人のうち宿泊客数は25万人(平成17年度)で、約3.5%の人しか市内に宿泊していないという結果は、大変もったいないと思います。宿泊施設や、いろいろ問題もあるかと思いますが、二年後ぐらいには、せめて50万人か70万人が、一泊か二泊してもらえるように皆で知恵を出し合って頑張りましょう。それには、各地域ごとに、地域しかないものを売りにしてほしいと思います。
 
(例)白峰地区には、入ると肌がつるつるになる、絹肌の湯とも呼ばれ、女性には特にうれしい温泉「天望の湯」と「御前荘」のお風呂があります。また、近々総湯もオープンの予定です。観光としては、林西寺、かんこの家、白山恐竜パーク白峰、日本一の太田の大トチノキ、牛首紬、白峰の古い家並み散策、大嵐山の水芭蕉、また食べ物は、有名な固豆腐、トチモチ、蜂蜜、民宿かわおくの「わんこうどん」等、しかし、何と言っても、霊峰白山の登山口を売りにしたら良いと思います。
 白山市民は今後常識として市内にある観光地、温泉宿泊地名を覚えてほしいと思います。そのためには、各町会の日帰り懇親会や老人会、婦人会、子ども会等の研修会等では、他の市町村へ行くのを二回に一回ぐらいは、白山市の施設を利用してほしいと思います。
 子ども会の一泊研修会、金沢のキゴ山とか、能登の鹿島の森等へ毎年行っているが、お返しに金沢や能登の子ども会が自然豊かな白山市へ来てもらえないですかね。
 以上と並行して、市の会議所、観光協会、ホテル、旅館組合、民宿組合、市の観光課の方が、毎年訪問しておられると思いますが、東京、大阪、名古屋等を訪れ、全国大会の誘致に尽力していただき、特に各種団体、例えば体育協会、全国校長会等の学校関係や旅行業者への挨拶回りはぬかりなくお願い致します。
 先日東海北陸自動車道の全線開通で中京方面からのお客様が富山や能登や金沢へ行って、白山市まで来ないかと心配していたが、白山スーパー林道を通って白山市へ入り、石川県へおいでた車が増えたとのことで、相乗効果があったかと嬉しくてなりません。
 昨年十月二十三日に岐阜県郡上市の美濃馬場と福井県勝山市の越前馬場を巡る旅に、まるごと白山ファンクラブの企画に家内と二人で参加させて戴き、両市の担当者から分かりやすい説明を聞き、大変勉強になりました。歴史に興味のある方や白山を崇拝している方のために、旅行社に頼み、ツアーを組んだら如何でしょうか。
 以上とりとめのない事を自分の思いで羅列しましたが、白山市は一市二町五村の合併で、面積は石川県内で一番広く、人口は金沢市に次いで二番目になりましたが、県内、国内、国外から観光客を呼ぶ前に、白山市の中での往来をする事から始める事が大切かと思います。


白山市の魅力と今後について考える
金丸 和弘

 

 今回のセミナー(まるごと白山観光塾)を通じ、白山市の観光資源について学び、改めて白山市の魅力と観光面から見たこれからについて考えてみた。
 まず白山や白山市を知っている人は、今日の日本でどれだけの人が知っているだろうか?旅行好きな私は国内や海外に旅した際、出来るだけ現地で出会った人に聞くことにしている。

イメージ:白山(三方岩岳から望む)
白山(三方岩岳から望む)

 白山は山好きな人にはたいていは知られているが、白山市は地元(石川県)の人以外殆どの人は知らないと考えた方が良い。北陸、金沢はさすがに日本のかなりの人に知られているようだ。(但し海外での知名度はまだかなり低い)
 従って観光面から考えるならば、北陸の中で白山市の位置付けがどうなのか?からスタートすると解りやすいと思う。北陸の中ですぐイメージが浮かぶのが江戸文化や遺産が多く残る金沢、海岸の景観がすばらしく新鮮な魚がおいしい能登半島や福井の東尋坊や若狭の海岸、北アルプス連峰の雄大な景色が見られる立山、世界文化遺産の合掌造りの村・五箇山、温泉は多くあるが加賀温泉や和倉・芦原・宇奈月温泉などがよく知られている。
 日本三霊山(三名山)と呼ばれる白山はなぜかすぐに出てこない。白山スーパー林道がようやく最近知られるようになった程度である。
 
 白山市のメインシンボル霊峰白山、自然崇拝の拠点としてその昔は都人始め多くの日本人から憧れの山であり、雪を抱いた山はブナの原生林と共に生命の源の水をつくり新鮮な空気や四季のすばらしい景観を与え、その麓には多くの温泉が湧きだす。今でも高山植物や野生動物等が生息し、山には山菜がとれ水は手取峡谷となり、やがては用水として田畑をうるわし良質の米をつくる。川には鮭や岩魚、あゆなどがすみ雪深い山間の里には祭りや独特の文化が語り継がれ、古くから醸造産業もうみだした。一方海岸からの白山の雄姿が眺められ人々に心の安らぎを与えてくれる。
 しかしながら、生まれてずっとこの環境に生活していると当たり前の景色であり、日常さほどこの恵まれた環境には気づかないものである。
 
 さてふるさとにはこのような観光資源はあるものの、これを活かすとなるとなかなかむずかしい。日本中にある各地の観光地とも必死で魅力あるまちづくりに取り組んでいるのが現状であり、その中で白山市をいかに魅力ある町として情報発信するかである。私は常日頃、白山市民を結ぶものそれは霊峰白山から流れ出て日本海にそそぐ “水”であり、これをテーマとして観光面でも大いに活用すべきだと考える一人です。
 
●ふるさと白山市のこれからと“キーワード”

イメージ:白山から流れる手取川の清流=美川地内
白山から流れる手取川の清流=美川地内

 我が町白山市を要約すると 山(霊峰白山の自然)と水(手取峡谷と七カ用水、伏流水、日本海)・文化(歴史・食・伝統芸能及び産業)・温泉と雪であろうこれは又現代求められている“癒し(安らぎ)”に通じるとも言える。
 一方、高齢化社会を向えそのニーズとして今や“健康”が人々の最大の関心事であり女性であれば“美しくなりたい”がこれに加わる。
 又昨今地球規模の“環境”に対する関心もこれからのテーマとして多くの人々の関心事としてクローズアップされてきた。
 人々が求めるものや関心事がこれからの観光面での “キーワード”であり、大多数の都会の人は非日常的な安らぎの場や体験を求めていると言えよう。
 
 この事より白山市の観光面を活かすチャンスが今来たとも言えよう。しかしこの機会をどう活かすかはそこに住む人々にかかっており、従来のしがらみにとらわれない広い人材の発掘や育成が急務と言えよう。その中でも若者達のまったく新しい発想や、それをサポートする地元の住民との調和や連携が必要と思われる。特に若い世代のエネルギーが大切である。いずれにしてもいつまでも狭い地域のしがらみにとらわれる事なく、いよいよ白山市民全員がコンセプト(イメージ)をもう一度確認し実行する段階であると思う。
 
【癒しと健康の町白山市】【水と健康づくりの町白山市】などの統一したスローガンで市の観光イメージ戦略を明確にしアイディアを持ち寄り、これからのまちづくりを市民上げて行う必要があると思う。
例えば峡谷や用水沿い、海岸線の遊歩道を再整備しミニ休憩所などや植樹により安らぎと健康、エコ(地球環境保護)に取り組み、移動手段もコミュニティーバス(ふれあいバス)はもちろんの事、整備した遊歩道を使ってのウォーキング(徒歩)やサイクル(自転車)を奨励し、市民だけでなく観光客をも含む癒しと健康づくりの町そして環境に取り組む市を積極的にアピールし、これに従来の観光資源(自然・歴史文化)を生かした活力ある町づくりを地域のエゴをすて、隣接する自治体とも連携しながら、積極的により具体的に推進すべきであろう。来訪者への徹底したもてなしの心も大切であり、この面での住民の教育も必要だとも思う。いずれにしても【白山の恵みを活かした元気あるまちづくり】をふるさとに願う。

(2008年8月)

 

観光ガイドのコース作りについて
白山市観光ボランティアガイド
美川おかえりの会 西川 義正

 

 白山まるごと観光塾の受講で色々な事を教えられ、この教えられた事柄をガイドに取り入れ、地域の活性化のお役に立つ事を念頭に活動しておりますが、受講で教えられた事と実情とのギャツプがあり苦慮致しております。
 その中で一番頭を悩ましているのがコース作りです。当地美川地区は北前船で栄えた歴史ある町です。観光資源は有ると思っています。
 名所・旧跡は数多くありますが、ここ2年前から当地へお越しのお客様が少なくなり危機感をつのらせ、新しい魅力あるコースを開発しようと今年から取り組んでいます。
 

イメージ:美川の伝統の祭り・おかえり祭り
美川の伝統の祭り・おかえり祭り

ご案内のコースは現在

  1. ホット石川の百万石ウォーク
  2. 白山市の健康づくり
  3. 一般のご案内

以上のコースが挙げられますが何故お客様が少なくなったか探ってみました。
 
反省点

  1. 今までは歴史を中心とした寺院・神社 春のおかえり祭り、秋の鮭が主でした。このコースの中身がマンネリ化かと考えられます。あれもこれも同時に募集コースに組み入れたため魅力が失われたものと思います。
  2. 私を含めたガイド全員が、募集パンフレットが出来上がっても個々にお客様募集のアクションを起こしていなかった。
  3. 当地域の商店や住民の方々の観光客への挨拶などの応対のまずさと、どうしたらお客様をお迎え、売り上げを伸ばすかの探究心が不足している、他力本願に思える。
  4. 私たちガイドの知識不足

 
改善点

  1. ガイドと美川商工会〔物産協会〕との連携
    ・年初各公民館長宛 石川県のルーツを訪ねませんかのDMを発送しました。
    ・小舞子海水浴場浜開きに日本泳法の方々に式泳をして頂く等
  2. 私達から市当局へ観光資源発掘の提言
    ・本吉お台場跡地に石碑を建設依頼 9月中に完成予定
     (江戸のお台場より2年前の設置 大砲5門)
  3. ガイドパンフレット作成時、魅力あるポイントの絞込み
    ・早朝〔5時〕美川漁港のキトキト朝市へご案内 35名の参加あり
    ・平成の名水百選 白山美川伏流水巡りを予定
    ・小舞子温泉の足湯(硫黄泉)でウォーキングの足の疲れを癒す等
    ・魅力あるコースづくり
  4. 以前ご来町頂いたお客様へお誘いの電話などで通知する
    ・ウォーキングしているグループへパンフレットを配布
    ・リピータの方々へ電話連絡
  5. ご案内前日までに商店などへガイド時の応対に対してのアドバイス
    ・前日までに商店へ出かけ、応対の徹底と試食等のお願い
  6. ご案内の場所へは必ず前日までにリハーサルを行う
    ・リハーサルで話題のポイントの確認
  7. ガイド全員がお客様の立場に立ち来場の促進の関心を持つ事

 
今後の課題

  1. メンバー全員参加のコースづくり
  2. 町商工会及び市当局を巻き込み策定
  3. まず地元〔知っているようで知らない解消〕から
  4. 判り易く目標を明確に
  5. 現地現物、何度もコースを歩いて話題性を見つける
  6. メンバーの親睦で楽しく明るく活動する
  7. 地域の方々とガイドとの連携等

 
 最後に、今後のボランティアガイドの活動を通じてお客様に楽しんで何度でも来て頂く様努力していきたい。
 これからも観光塾の塾生として知識を身につけ地域の活性化に努めていきたいものです。


 


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